硬さ試験(硬度試験)とは

硬さ試験(硬度試験)とは、材料の硬さを測定する試験です。

硬さの測定を行うことで、その素材の引張強さなどの機械的性質や、そのほか多くの性質を推定することが容易になります。
しかも、硬さ試験(硬度試験)は比較的簡単にできる試験なので、最もよく行われる材料試験のひとつです。

硬さ試験には多くの方法があり、硬さの値も定義の仕方により異なります。
試験片(金属、セラミックス、ゴムなど)の材料特性や、硬さ試験によって代用的に評価する性質によって使い分けられます。

金属に対しては、ブリネル硬さ試験、ロックウェル硬さ試験、ビッカース硬さ試験などの押し込み硬さ試験法が多く用いられ、一定荷重を加えてできるくぼみの面積・深さから、硬さを評価します。

硬さ試験(硬度試験)の種類
  • ブリネル硬さ試験
  • ロックウェル硬さ試験
  • ビッカース硬さ試験
  • ショア硬さ試験 など

硬さ試験(硬度試験)対応の装置・機器

硬さ試験(硬度試験)に関係する試験・規格情報の紹介

環境試験に関係する情報を、「環境試験コーナー」にて紹介しています。ご参照ください。

環境試験コーナー

硬さ試験(硬度試験)に対応可能な企業

硬さ試験(硬度試験)に用いる装置

関連規格

JIS K6253
加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法
JIS K7215
プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法
JIS Z2243-1
ブリネル硬さ試験-第1部:試験方法
JIS Z2243-2
ブリネル硬さ試験-第2部:硬さ値表
JIS Z2244
ビッカース硬さ試験-試験方法
JIS Z2245
ロックウェル硬さ試験-試験方法
JIS Z2246
ショア硬さ試験-試験方法
JIS Z2251
ヌープ硬さ試験-試験方法
ASTM E10
金属材料のブリネル硬さ試験方法
ASTM E18
金属材料のロックウェル硬さの標準試験方法
ASTM E92
金属材料のビッカース硬度およびヌープ硬度の標準試験法
ASTM E384
材料の微小押し込み硬さの標準試験方法
ISO 2039
プラスチック-硬さの測定
ISO 4545
金属材料-ヌープ硬度試験
ISO 6506
金属材料-ブリネル硬さ試験
ISO 6507
金属材料-ビッカース硬度試験
ISO 6508
金属材料-ロックウェル硬さ試験
ISO 9385
ガラスおよびガラスセラミック-ヌープ硬度試験
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