AC・DC特性評価とは
AC・DC特性評価は、抵抗、コンデンサなどの受動部品、TrやDiなどの個別半導体を対象とし、非破壊で電気的特性の現状を把握します。
LCRメータ、カーブトレーサー、リニアテスターなどを用いて対象デバイスの特性を評価します。
- AC・DC特性評価の種類
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- LCRメーターによる、抵抗(抵抗値)、コンデンサ(容量)などの特性評価
- カーブトレーサーによる、Di/TrのI-V特性評価
- ハイパワーカーブトレーサーによるパワーMOSFETなどの特性評価
- リニアテスターによるオペアンプの特性評価 など
- AC・DC特性評価の目的・用途
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- 対象部品の良否選別
- 故障解析における現状把握
- 開発デバイスの特性評価
- 模造品/市場流通品の特性確認
AC・DC特性評価に対応可能な企業
AC・DC特性評価に用いる装置
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- カーブトレーサー
- トランジスタ、サイリスタ、ダイオード、ICなど各種半導体の特性を測定するための装置。オシロスコープをベースに、電圧源、電流源を備えて被測定物(DUT)への印加をする。
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- ハイパワーカーブトレーサー
- 高電圧・大電流による特性評価を実施する装置。
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- LCRメーター
- L(コイル)、C(コンデンサ)、R(抵抗器)などの電子受動部品のパラメータ値を計測する測定器。交流電流の流れにくさを測定する。
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- リニアテスター
- 入力と出力の関係が直線的(リニア)になっているアナログ集積回路の特性を測定するための装置。
関連規格
- JEITA ED-4511
- 整流ダイオードの定格・特性及び試験方法
- JEITA ED-4541
- パワートランジスタの定格・特性及び試験方法
- JEITA ED-4561
- 電界効果パワートランジスタの定格・特性及び試験方法
- JEITA ED-4562
- 絶縁ゲートバイポーラトランジスタの定格・特性及び試験方法
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