電圧急変動試験(対象:電子制御ユニット(ECU)・車載電装品)

電子制御ユニット(ECU)・車載電装品車載特有の過渡電圧・電気的負荷試験

電圧急変動試験(Voltage Drop and Interruption Test)は、電子制御ユニット(ECU)や車載電装品へ印加される電源電圧を瞬間的に変化または遮断し、その際にも正常な機能や性能を維持できるかを評価する電気的負荷試験です。エンジン始動時や大電流負荷の切り替え、電源系統の一時的な異常などによって発生する急激な電圧変動を模擬し、製品の動作安定性や耐性を確認します。

国際規格 ISO 16750-2 4.6、国内規格 JASO D014-2 4.6、欧州OEM規格 LV 124 では、瞬間的な電圧低下や電源遮断などの試験条件や評価方法が規定されており、過渡的な電源変動に対する製品の正常動作や機能維持を評価します。

対応規格

  • ISO 16750-2 4.6
  • JASO D014-2 4.6
  • LV 124(E-05)

※LV 124はISO 16750のような階層構造ではなく、Eカテゴリ内に複数の試験条件が定義されています。本ページでは電圧急変動試験に関連するカテゴリとして「E-05」を掲載しています。

車両の電源システムや製品仕様に応じて、電圧変動幅や変化時間、保持時間など、適切な試験条件を設定することが重要です。

試験内容

電圧急変動試験では、規定された条件に従って電源電圧を瞬間的に低下・回復させる、あるいは一時的に遮断することで、ECUや車載電装品が正常に機能を維持できるかを確認します。試験中および試験後には、誤作動やリセット、通信異常、制御機能の停止などが発生しないことを評価するとともに、電源復帰後に正常な状態へ復帰できるかを確認します。

本試験は、実車で発生する瞬間的な電圧変動や電源遮断を模擬する試験であり、車載電装品の電源変動に対する耐性を評価する重要な試験です。また、直流電源電圧試験や電源電圧緩増減試験、始動時電圧試験などと組み合わせて実施することで、さまざまな電源変動環境における製品の信頼性や動作安定性を総合的に評価します。

各規格に対応した電圧急変動試験設備を保有する受託試験会社は、以下の一覧からご確認いただけます。

電圧急変動試験(対象:電子制御ユニット(ECU)・車載電装品)に対応可能な企業

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