塩水噴霧試験(電子制御ユニット(ECU)・車載電装品)とは
電子制御ユニット(ECU)・車載電装品完成品・ユニットの環境負荷・機械負荷試験
塩水噴霧試験(Salt spray tests)は、融雪剤が散布された冬季の路面や沿岸部での使用を想定し、車載部品の耐食性や塩害に対する密閉性を評価する過酷な腐食・機能試験です。
国際規格のISO 16750-4 5.5や国内規格のJASO D014-4 5.5、および欧州OEM規格のLV 124において、評価目的や部品の搭載位置に合わせて主に以下の手法が規定されています。
評価目的による分類
- 腐食試験(Corrosion test)
-
塩分による部品表面のサビや材質劣化の評価
対応規格
- ISO 16750-4 5.5.1
- JASO D014-4 5.5.1
- 漏れ及び機能試験(Leakage and function test)
-
塩水が製品内部に侵入することによるショートや機能不全の評価
対応規格
- ISO 16750-4 5.5.2
- JASO D014-4 5.5.2
搭載位置による分類
- 塩水噴霧試験、外装(Salt spray test, exterior)
-
エンジンルームや車両下部など、直接塩水や泥水を浴びる外装部品向け
対応規格
- LV 124 K-06
- 塩水噴霧試験、内装(Salt spray test, interior)
-
乗車時に靴に付着した雪が溶けるなど、車室内(キャビン)の部品向け
- LV 124 K-07
本試験は単に一定温度で塩水を吹き付けるだけでなく、規格によっては乾燥や湿潤環境を繰り返す「複合サイクル」が要求されるケースが多く、緻密な温湿度コントロールが求められます。各規格の要求を満たす専用設備(塩水噴霧試験機・複合サイクル試験機)を保有する受託企業は、以下のリストからご確認ください。
塩水噴霧試験(電子制御ユニット(ECU)・車載電装品)に対応可能な企業
事例
事例1:OKIエンジニアリングの塩水腐食試験
自動車部品・材料向けの腐食試験規格「JASO M 609:2024」に対応
JASO M 609:2024以外にも、北米や欧州などの海外自動車メーカーの規格にも対応
- JASO M 609:2024のA、B、C法に対応
- GMW 14872
- SAE J 2334など
エアプレコンディショナーにより、より優れた温湿度制御を線形移行と短時間移行の双方で実現
- 内寸 :W1460×H780×D820[mm]
- 試料台耐荷重:500kg
- 試験液 :塩水
お探しの企業が見つからなかった場合は、弊社にて代わりにお探しいたします
お気軽にご相談ください
