電気絶縁・安全試験(対象:電子制御ユニット(ECU)・車載電装品)
電子制御ユニット(ECU)・車載電装品車載特有の過渡電圧・電気的負荷試験
電気絶縁・安全試験(Electrical insulation and safety tests)は、電子制御ユニット(ECU)や車載電装品の絶縁性能や耐電圧性能を評価し、異常電圧や絶縁劣化による感電、短絡、絶縁破壊などを防止できるかを確認する電気的負荷試験です。高電圧印加時の絶縁耐力や、回路間・回路と筐体間の絶縁抵抗を測定し、安全性や長期信頼性を評価します。
国際規格であるISO 16750-2および国内規格JASO D014-2では、耐電圧試験や絶縁抵抗試験が規定されており、製品の絶縁性能や電気的安全性を確認するための代表的な試験として用いられています。また、評価内容に応じてIEC 60664-1やIEC 60512シリーズなどの関連規格が参照されることがあります。
対応規格
- ISO 16750-2
- JASO D014-2
- IEC 60664-1(参考)
- IEC 60512シリーズ
製品の定格電圧や絶縁構造、使用環境に応じて、適切な試験方法を選択することが重要です。
評価目的・状態による分類
- 耐電圧試験(Withstand voltage test / Dielectric strength test)
-
規定された試験電圧を一定時間印加し、絶縁破壊や異常放電が発生しないことを確認する試験です。回路間や回路と筐体間の絶縁耐力を評価し、異常電圧が印加された場合でも製品の安全性が確保されることを確認します。高電圧回路を備えた車載電装品や電動車向け機器では、重要な安全評価項目の一つです。
対応規格
- ISO 16750-2 4.11
- JASO D014-2 4.11
- IEC 60664-1(参考)
- 絶縁抵抗試験(Insulation resistance test)
-
導体間または導体と筐体間の絶縁抵抗を測定し、漏れ電流が許容範囲内であることを確認する試験です。湿度や温度などの環境条件による絶縁性能の低下や汚染の影響を評価し、長期使用における信頼性や安全性を確認します。耐電圧試験と組み合わせて実施されることが多く、製品の絶縁性能を総合的に評価します。
対応規格
- ISO 16750-2 4.12
- JASO D014-2 4.12
- IEC 60512シリーズ
電気絶縁・安全試験は、耐電圧試験および絶縁抵抗試験を適切に実施することで、電子制御ユニット(ECU)や車載電装品の絶縁性能、安全性および長期信頼性を総合的に評価するために実施されます。
※ISO 16750-2およびJASO D014-2の条番号は版によって変更される場合があります。また、IEC規格は試験方法や評価項目を補足する関連規格として参照される場合があります。
電気絶縁・安全試験(対象:電子制御ユニット(ECU)・車載電装品)に対応可能な企業
お探しの企業が見つからなかった場合は、弊社にて代わりにお探しいたします
お気軽にご相談ください