プレッシャークッカー試験とは

プレッシャークッカー試験は、電気機器・電子部品の耐湿評価の加速寿命試験の一つで、樹脂部分に覆われた電子部品の耐久性を評価するために行われます。

試験槽内に高温かつ高密度な水蒸気環境を再現し、試験槽内の水蒸気圧力を製品・部品の内部の水蒸気分圧よりも極端に高い状態にすることで、部品内部への水分の侵入を時間的に短縮して、加速環境下で耐湿性評価を行います。

高湿環境での水分の浸入は、絶縁抵抗特性やアルミの腐食へ影響を与えることになり、耐久性へのストレス加速試験となります。

プレッシャークッカー試験の種類
不飽和(85%RH)プレッシャークッカー試験(USPCT:Unsaturated Press. Test)(HAST:High Accelerated Stress Test)
部品内の水蒸気分圧を高めて、水分の浸入を加速試験します。電子機器関連の環境試験方法の一つとして実施され、国際規格IEC 60068-2-66で規定されます。
飽和(100%RH)プレッシャークッカー試験(PCT:Pressure Cooker Test)
不飽和プレッシャークッカー試験よりも、極度に部品内の水蒸気分圧を高めて、水分の浸入を加速するので、より一層の加速環境下での耐湿性評価が可能となっています。

加速試験を行うことで、電気機器・電子部品の耐湿性評価が可能になり、その劣化評価を行うことで、市場寿命を推定することが可能になります。

通常状態での水蒸気圧と寿命、プレッシャークッカー試験状態での水蒸気圧と寿命から、水蒸気圧加速係数を求めて、寿命を推定します。

プレッシャークッカー試験に対応可能な企業

プレッシャークッカー試験に用いる装置

関連規格

JIS C60068-2-66
環境試験方法-電気・電子-高温高湿、定常(不飽和加圧水蒸気)
IEC 60068-2-66
環境試験-第2部:試験方法-試験Cx:耐湿、定常状態(不飽和加圧蒸気)
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