防水試験とは

防水試験装置

防水試験装置
(テュフ ラインランド ジャパン株式会社様 提供)

防水試験とは、水滴落下から水没の環境を想定して、水の浸入に対する耐久性を評価する試験です。国内では、電気機器・自動車などの製品において、JIS規格が制定されています。

IEC規格IEC 60529エンクロージャによる国際保護等級(IPコード)では、水に対する侵入の保護度合い、すなわち防水性を8つの等級で表します。

また、日本工業規格(JIS)において、電気機械器具の外郭による保護等級(JIS C0920)として防水の程度についての規定があります。保護等級1(防滴I形)、保護等級2(防滴II形)、保護等級3(防雨形)、保護等級4(防まつ形)、保護等級5(防噴流形)、保護等級6(耐水形)、保護等級7(防浸形)、保護等級8(水中形)となっています。

防水試験に対応可能な企業

防水試験に関係する試験・規格情報の紹介

環境試験に関係する情報を、「環境試験コーナー」にて紹介しています。ご参照ください。

環境試験コーナー

防水試験に用いる装置

関連規格

JIS C0920
電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JIS D0203
自動車部品の耐湿及び耐水試験方法
JIS D5020
自動車部品-保護等級(IPコード)-外来物、水及び接近に対する電気装置の保護
IEC 60529
エンクロージャによる国際保護等級(IPコード)
IEC 60068シリーズ
環境試験方法 電気・電子一覧
ISO 20653
自動車用の電気機械器具の外郭による国際保護等級(IPコード)
ISO 16750-4
Road vehicles — Environmental conditions and testing for electrical and electronic equipment — Part 4: Climatic loads
ISO 19453-4
Road vehicles — Environmental conditions and testing for electrical and electronic equipment for drive system of electric propulsion vehicles — Part 4: Climatic loads
JASO D014-4
自動車部品―電気・電子機器の環境条件及び機能確認試験―第4部:気候負荷
規格一覧はこちら

関連試験

お探しの企業が見つからなかった場合は、弊社のコーディネーターが代わりにお探しいたします

お気軽にご相談ください
ページ上部へ