摩耗試験とは

摩耗試験機

摩耗試験機
TDM株式会社様 提供)

連結可動点のある金属製品において、引張荷重を加えた状態で可動部を軸とした揺動動作を繰返し与え、耐久性を実体で確認する試験です。

また、塗装・メッキに使用される製品の摩耗係数や摩耗量測定します。

摩擦係数(摩擦力)測定や摩耗量測定以外にも、表面観察と総合的に評価を行います。

摩耗現象はきわめて複雑で、関係する要因も非常に多く、材料の組合せ、摺動条件、すべり速度、接触圧力、接触部の形状、潤滑剤、温度、湿度など多様です。このため材料の摩耗特性を単一の試験方法で簡単に求めることは不可能であり、摩耗試験はそれぞれの場合に応じて設定された条件下で実施しなければなりません。摩耗試験は摺動条件により、すべり摩耗、ころがり摩耗、衝撃摩耗の3種の試験に大別されます。また、材料の組合せについては、試験片と一定の標準物体との場合と、希望する材料間で行われる場合とがあります。

摩耗試験の種類
往復摺動摩耗試験
ピンをプレート試験片に押し付け、水平方向に一定距離繰り返し往復摺動させ、その時の摩擦係数、摩擦力変化、試験後の摩耗量を調べる試験
フレッチング摩耗試験
フレッチングとは、接触する二物体間に微小な往復滑りが繰返し作用したときに生じる表面損傷のことです。フレッティングにより生じる摩耗をフレッティング摩耗といいます。
ピンオンディスク摩耗試験
回転する円板試験片に、一定荷重を加えた超鋼製ピンを押しつけ、回転摺動時に発生する摩擦力をトルク検出器にて計測します。また、長時間摺動試験後の被試験体の重量または寸法減少量を計測して、耐摩耗性を評価します。
ころがり摩耗試験
2つの回転円板状試料を押し当てトルク変化、摩耗量を測定します。
ファレックス摩耗試験
回転する円筒試料にV字形状の試料を押し当て摩擦量、摩擦係数の変化や焼付きの有無を評価します。
高周速摩耗試験
回転するディスク試料にリング形状の試料を押し当て摩耗量、摩擦力変化、摩擦係数の変化を測定します。

摩耗試験に対応可能な企業

摩耗試験に用いる装置

関連規格

JIS D4411
自動車用ブレーキライニングおよびパット
JIS H8503
めっきの耐磨耗性試験方法
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加硫ゴムの摩擦試験方法、ランボーン摩耗試験機
JIS K7204
プラスチック-摩耗輪による摩耗試験方法
JIS K7218
プラスチックの滑り摩耗試験方法
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