ダイオキシン測定とは

ダイオキシン測定装置

環境問題などで取り上げられる事の多い、土壌や廃棄物などに含まれる「ダイオキシン(テトラクロロジベンゾパラジオキシン)類」を測定します。
平成11年9月20日にダイオキシン測定方法のJISが制定されています。

ダイオキシン測定の対象-有害物質

ダイオキシン測定対象は、有機塩素化合物のポリ塩化ジペンゾ-パラ-ダイオキシン(PCDD)、ポリ塩化ジペンゾフラン(PCDF)およびコプラナーポリ塩化ビフェルニ(Co-PCB)

ダイオキシン測定の対象
  • 焼却炉:排ガス、燃えがら(焼却灰)、ばいじん(飛灰)中のダイオキシン濃度分析
  • 大気:環境大気中のダイオキシン濃度分析
  • 水質:河川水、海水、湖沼、地下水、飲料水、工業用水、排水中のダイオキシン濃度分析
  • 土壌:土壌、底質中のダイオキシン含有量分析
ダイオキシン測定方法
  • ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)によるダイオキシン測定
  • ガスクロマトグラフィー-電子対捕獲検出装置(GC-ECD)によるダイオキシン測定
  • 高分離能ガスクロマトグラフ-高分解能質量分析装置(HRGC-HRMS)によるダイオキシン測定+L339

ダイオキシン測定に対応可能な企業

関連規格

JIS K0311
排ガス中のダイオキシン類及びコプラナーPCBの測定方法
JIS K0312
工業用水・工場排水中のダイオキシン類及びコプラナーPCBの測定方法
規格一覧はこちら

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