定量分析とは
試料中に含まれるある成分の量を明らかにするための化学分析。
さまざまな分析方法があり、試料や定量下限などに適した方法が用いられます。
定量分析の方法
- 液体クロマトグラフ分析(HPLC)
- 液体クロマトグラフ質量分析(LC/MS)
- ガスクロマトグラフ質量分析(GC/MS)
- 電子線マイクロアナリシス分析(EPMA)
- ICP分析(ICP-AES/ICP-OES、ICP-MS)
- フーリエ変換赤外分光分析(FT-IR) など
定量分析に対応可能な企業
定量分析に用いる装置
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- 液体クロマトグラフ/質量分析装置(LC/MS)
- 液体クロマトグラフで分離、溶出してきた成分をさらにイオン化しで分析・質量測定をする装置。有機化合物(特に熱に不安定な化合物や難揮発性化合物など)の定性、構造解析を行う。
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- ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)
- ガスクロマトグラフ(GC)で分離した成分や加熱によって生成した成分をイオン化し、マススペクトルを測定することにより成分の定性を行い、質量分析装置(MS)により検出されたイオンの強度により定量を行う装置。
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- 電子線マイクロアナライザ(EPMA)
- 電子線を試料に照射し、元素固有の信号(固有エックス線)を検出することにより、その物質の元素を定性・定量する装置。試料表面の元素分析やミクロン領域の元素分析、二次電子像観察を行う。
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- ICP質量分析装置(ICP-MS)
- 次世代型の無機元素分析装置として注目を集めている装置。高周波誘導結合プラズマを光源とし、物質の質量などを測定する。多元素同時分析及び高感度分析や超微量及び微少量試料が可能。
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- フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)
- 赤外線を照射することで得られる各分子に特有の振動を反映したスペクトルを用いて分子の構造を解析する赤外分光光度計の一種で、熱走査を利用しスペクトル変化(昇温・等温)を測定できる。
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